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こじんまりとした
東京銭湯のHPを見ると、府中駅から徒歩3分と駅チカの銭湯と書いてあった。
府中駅は広いので、実際に改札を出てから銭湯までを考えるともう少しかかると思うが、
それでも府中駅周辺の銭湯の中では一番近い銭湯だろう。
ぼくもいつも通りグーグル・マップを頼りに桜湯へ向かった。
しかし、グーグル・マップに示された位置に行くが見当たらない。
マンションの裏手のあたりが示されていたのでそのあたりを徘徊するが、銭湯の入り口や煙突らしきものはない。
近くにいたマンションの管理人らしき人に聞くと、マンションの反対側の通り沿いに入り口があることを教えてもらった。
マンション型の銭湯は都内にいくつもあるが、ブティックのような白い外観の入り口に頭の中に描いていた銭湯の入り口と少しずれがあった。
どうやら「大正ロマン」をテーマにしている銭湯のようだ。
桜湯は2020年1月にリニューアルした銭湯で、館内には新しさが残り、壁一面にある棚にはマンガが並んでいた。
漫画を読んでリラックスできるようなスペースが二部屋ある。
番台の女将さんも言っていたが、こじまりした小さめの銭湯で、姉妹店の立川市にある「立川湯屋敷 梅の湯」の方が広いようだ。
お風呂の深さ
お風呂もこじんまりとしていてるが、必要なものは揃っている。
ジャグジーバス、電気湯、カラン(10個程度)、リラックスチェア、サウナ、水風呂とギュッと詰まっている感じだ。
お風呂の中にジェットエステバスというものがあった。
説明が書かれた絵をみると、
女性が胸と局部を気持ちよさそうにジェットバスを受けているのだが、
絵と同じようにはできないくらい強力なジェットバスで笑ってしまった。
背中のマッサージを受けるにはとても気持ちがよい。
他に水風呂の横に深めのお風呂があった。
腰掛けられる座面もあり、座りながら浸かることもできる。
水風呂も腰のあたりまで浸かるくらい深さがあり、
桜湯に限らず、府中の銭湯の特徴なのか、23区の銭湯よりも全体的に浴槽が深い。
なにか理由があるのだろうか。
サウナの床
サウナは遠赤外線サウナで室温計は100度前後だった。
座る部分は2段になっていて、座面の奥行きもあり、最大8人程度は入れる広さであった。
座面が広いと、あまり人を気にせずあぐらをかけるし、一段目と二段目に座る人の距離も取れるのでありがたい。
高温サウナが好きな僕にはもう少し高めの温度設定でもよいが、10分も入ればじわじわと汗が出てくる。
また、個人的にサウナストーブと入り口、座る位置の設計が好きな配置であった。
入り口付近から座る位置までの床だけ、黒く染み付いていて、リニューアル以来、多くのサウナーが行き来した様子が頭に浮かんできた。
水風呂は水温計が21度を示していたが、もう少し冷たいように感じた。
上述の通り、深さは十分で肩まで浸かることができる。
そして、カランの数を減らしてまで、リラックスチェアが5脚程度置かれていて、ゆっくりとサウナを楽しむことができた。
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住所 府中市宮町1−23−3
電話 042-319-0043
時間 16:00−23:00
休み 無休
ツイッター 府中湯楽館 桜湯